《第7話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2023.1/21

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/ドルイド/ヴァーナ/9LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/セージ/ヒューリン/9LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/バーサーカー/ドゥアン/9LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/9LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/9LV


トレーラー:
ようやく全ての“ピース”が揃った。
魔法陣に魔力が宿り、魔法陣が動く。
階段が現れ、下った先に見たものは、
どこか見覚えのあるものであった。

剣の迷宮(ソードワールド)最後のダンジョン。
魔剣をその身に宿す者の復讐が、今、始まる。

アリアンロッドキャンペーン 第7話
『Goldau's Cave(妖魔の迷宮)』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
最後のピースをはめ込むと、魔法陣が動き、地下へと続く階段が現れる。それを下っていくと、階段は岩場の足場に代わり、自然窟のようになる。さらに降り立った先は、ゴブリンを追って入った、見覚えのある洞窟であった。

罠の石像、隠し扉、二股の道。そしてゴブリンが襲いかかってくる……全てが同じであるように感じる。しかし、ゴブリンを倒すと黒い水を吹き出して倒れ、隠し部屋に生活感も無い。さらに奥に進むと、岩や土の隙間から、黒い水がまるでヘドロのように、ブシュブシュと音を立てながら滲み出てくる。変化を、特に悪い方向への変化感じながらも、一行は魔剣持つゴブリン、ゴルダウが待つであろう、ダンジョンの最奥へと向かう。
道中、初めて謎の石を見かけた、洞窟の行き止まりへと辿り着くと、そこには前見たものより巨大な謎の石を発見する。その石が突如輝き出すと、その輝きは集約され、人の形をとる。
「我の名は、言わばこの地の精霊、“白骨山脈の精(スピリット・オブ・ボーンレンジ)”。お前たちの活躍は、見させてもらっていた。」
精霊はグラディウス一行に語る。この地が、この世の理で無いものによって侵されている。それには私、そしてこの世の神々が怒っている。この世の理ならざる魔剣を、消し去って(破壊して)ほしい。
元々、ノイマン卿からの依頼と重なる内容に、一行はこれを承諾。しかしニクスは、不敬にも精霊に報酬の要求をする。すると人の形はさらに女性のようになり、その顔は見覚えのあるのもへと変わる。それは、ブートフェアーのイルゼ。水の間の奥で、謎の石にもたれかかるように亡くなっており、マリーブが弔った女性である。
「スヴェンを、救ってくれてありがとう。これは、イルゼの言葉。イルゼの魂は、精霊と融合した。」
そしてイルゼを名乗った精霊は、ブートフェアー、メンバーそれぞれの持ち物を、餞別として、そして報酬の代わりとして渡す。ブートフェアーの遺志をも受け取ったグラディウス一行は、剣の迷宮(ソードワールド)最後の部屋へと踏み込むのだった。

待ち構えていたのは、以前倒したゴルダウだった。しかしその奥には、鳥型の魔族(ヨナルデパズトーリ)が控えており、ゴルダウはそれに操られているようだった。魔族の放つ“音”により、苦戦を強いられそうになるも、総力を決し、魔族を倒すことに成功する(1ラウンド)。しかしそれで気が緩んだのか、マリーブが窮地に陥る。これを全力で助け、戦線を維持に成功した一行は、精霊石の加護も借り、ゴルダウを、魔剣を倒すことに成功する!そして、長き剣の迷宮(ソードワールド)での戦いは、幕を下ろすのだった……。

 

GM感想
あらすじの文章量と、実際の時間が反比例している!
GMのあさひでーす(笑)

いやー、ソードワールドと銘打ったダンジョンも、これにて終了となります(え?誰も覚えていない?
長かったですが、大変楽しかったですっ(^^)
キャンペーン的には、あと2話、最終回前後編を残すのみとなります。
次回はシティーアドベンチャーになる(する)予定ですが、果たして……
ってなところで、今回の内容について。

この感想冒頭に書きましたが、ダンジョン潜ってすぐは、過去(第1話)との比較やら、逆に違和感やらを演出するのに時間を要し、今までマジで謎だった“謎の石”の説明で、チョロっとロールプレイしたのですが、文章化すると長くなりますね。苦笑
終戦闘は、まあ苦戦したけど倒したよ。くらいにしか思えませんが、実プレイ時間は、約4時間に渡る戦闘でしたので、TRPGの、さらにそれを文章化して伝える難しさを実感します(笑)

語り過ぎるのはよくない、謎はある程度謎のままで、想像するのが面白いと考えている自分ではありますが、キャンペーン第1話から出てくれている謎の石様は、このままやとマジで意味わからんってなるので、蛇足とは思いつつも、設定を明かして、ロールプレイのダシに使わせてもらいました(^◇^;)
……ポッと出のようですが、何気に精霊石設定は、第1話からGM考えていたものなんですよ。

そして何と言っても最後の戦闘!
前回の反省を踏まえて、15:30にはクライマックスに!と伝えてあったのですが、ロールプレイもあって、ダンジョン探索よりラスボスを倒す!ってなった関係上、14:30にはクライマックスに入ることに。

……今考えると、余裕あったから、逆にあり過ぎて長くなったのもちょっとあるかなートカトカ。苦笑

戦闘開始前で1時間悩み、1ラウンド目も1時間掛かってたので、そらこんだけかかるわな、と。
最後はタイムリミットで、使わんと思って“デウス・エクス・マキナ”たる精霊石の加護で戦況一変!もあり、何とかかんとか形したって感じです。
ただその分、GMも大変楽しめましたし、何気にロールプレイも見られて、大満足!
マリーブはヘイストはネタでしたが、イトウくんのねばりは、ナイスロールプレイでした。
また、アカリちゃんの起点もナイス。まさかの昼飯からのフラグ回収には笑ったw

データを弱く運用したり、ある種ねじ曲げる部分については、賛否両論あると思います。しかし、全力でデータをプレイしたからこそ、最後はロールプレイ!ってのは、あさひ個人としては大好きな展開で、今回はやりたいこと全部やれた、出した感があります。惜しむらくは時間ですが、まあこれも俺らしいか(笑)

つわけで次回はシティーアドベンチャー(らしい)です!
今までと違った雰囲気を出せるよう、まだ白紙のシナリオを、作り上げていきますので、皆様、楽しみにお待ち下さいーm(_ _)m