《第9話(最終回) ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2023.2/18

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
ソーサラードルイド/ヴァーナ/11LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
プリースト/セージ/ヒューリン/11LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーロード/バーサーカー/ドゥアン/11LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーロード/ガンスリンガー/ヒューリン/11LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
スカウト/レンジャー/ヴァーナ/11LV


トレーラー:
黒幕はカイメラ卿であった!
カイメラ卿は10本もの魔剣を使い、魔界との通路を作り出す。
さらにそこから黒い水、つまり魔界の魔力を使った、新たな技術・産業を作り出そうとしていたのだった。
様々な思い、願い、欲望が交錯する中、光を掴む(それを叶える)のは果たしてーー。

アリアンロッドキャンペーン 第9話(最終回)
『光を我が手に』(後編)

冒頭の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
カイメラ卿を追い、“闇”へと飛び込んだグラウディウス一行。上とも下ともわからない空間を“落下”して行くと、カイメラ卿を越えて、魔界の間際まで到達する。そこは黒い水が寄せては引く、まるで波打ち際のようであった。迫り来る黒い水から逃げつつも、カイメラ卿の元へと、一行は駆けるのであった。

カイメラ卿の元へと向かう中で、卿が黒い水を使った技術や機械の開発、産業を起こそうとしていることを知る。国力増強のために国を危険に晒すことに矛盾を感じるとともに、憤りを感じた一行は、卿の元に辿り着く。卿の傍には狼の姿をした悪魔(魔族)がおり、共に敵意を向けて来る。
狼の姿をした悪魔を、全員の力を合わせ倒すことに成功。しかし悪魔は黒い水に溶け込み、魔界に戻ろうとする。その時、アンナの魔導銃(キャリバー)が黒い水を撃ち抜く!邪眼によって魔界の力を纏った弾丸は、魔族に“真の死”を与える力を持っており、狼の姿をした悪魔を死亡させる。まさかの出来事を目にし、激昂するカイメラ卿。悪魔のように自らの体を狼のように変容させ、グラディウスに襲い掛かるも、魔族を殺すまでに至った力を誇るグラディウス一行の前に、邪悪な夢は破られ、倒されるのだった。

カイメラ卿邸宅の地下より出た一行を迎えたのは、レティシア姫と騎士団、ノイマン卿たちであった。全てが終わったことを告げると、レティシアは一行を英雄と讃え、国中に知らしめると言う。ノイマン卿は国の復興に頭を抱えていたが、そのシンボルにとコレを快諾。皆は邸宅をあとにする。
扉の隙間から漏れてい光が大きくなる。それは外の、この世界の光。それは希望の光。グラディウス一行はその光へと向かう。光が全てを優しく包み、この物語りは終幕となる。

 

GM感想
今更ですが、感想をば。苦笑
(最終回から一ヶ月以上経ってからコレ書いてます)


いやー、終わりましたねぇ(^◇^;)
当初は4〜5話、5LVくらいの成長まで、ともすれば持ち回りキャンペーンとかの予定でしたが、なんやかんやこんなところ(9話11LV)まで来ちゃいました。
……ま、これもTRPGっぽいでしょう!(雑


セッションとしては、最終回でも新しいことに挑戦しました。
リアルラウンドアタックとして、約1.5mのスクウェア戦闘シートを使っての、強制スクロールダンジョン!
ある意味、最もアリアンロッドらしいセッション(ダンジョン)だったのではないでしょうか?
とは言え、予想通りというか何というか、クライマックスは駆け足、時間足りず、な感じになっちゃいました(T . T)
……まー、これくらいレベル上がると、単純に戦闘での宣言数や振るダイスの数が多くて、時間かかっちゃいますね。苦笑


キャンペーンとしては、エンディングとそれにかかるギミック(狼の姿の悪魔関係)とか用意してたんですが、なんちゅうか締まったのかどうなのか……
バシ!っと締まった感が無いのは、ロールプレイの少なさがそうさせてはいるのですが、セッション後の打ち上げでプレイヤーさんに話を聞くと、
・カイメラ卿にモチベが無い
・大型ダンジョン(剣の迷宮/ソードワールド)踏破した時の方が達成感があった
……との意見が出て、その通りやな!と思ったり(笑)。ただ皆さん、キャンペーンが楽しかったと言って下さり一安心。
ダンジョンばかりのキャンペーンでしたが、その中でもロール・データともにキャラクターが成長して行くのは、GM視点でも大変楽しかったです!


参加して下さったプレイヤーの皆さん、本当にありがとうございました。
同じメンツでキャンペーンってのは、たぶんもう再現不可能でしょうが(笑)、また一緒にTRPGしましょ〜。
以上、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

【アリアンロッドキャンペーン 第9話(最終回) 予定】

●日時
2/18(土)
11:50 開場・設営
18:00 終了予定
(会場は19:00まで使用可能)


●会場
ファイブプラザ(大阪府高槻市城北町2丁目4-1) 3号室


●参加者(GM含む)
あさひ、jine、HRK、アカリ、tomuneko


●次回以降の予定
番外編
3/11(土) 13:00〜19:00
ファイブプラザ 3号室


●レギュレーション
(第7話予定を参照のこと)
邪眼の宝珠の効果は、第8話で変更した通りのものとして本セッション中は扱います。また、《真の死》の条件を満たし、死亡させられるものとします。
ミドルフェイズでの1ラウンドは15分、クライマックスは30分を目安とします(あくまで目安であり罰則はありません)。
事前、先出し情報を下記にまとめます。
 ①ダンジョンは1.5m
 ②ミドルフェイズは3シーン
 ③戦闘は3回
 ④情報収集カード(ルール)を使用
 ⑤ラスボス(カイメラ卿)のエクストラドロップを公開


●トレーラー
黒幕はカイメラ卿であった!
カイメラ卿は10本もの魔剣を使い、魔界との通路を作り出す。
さらにそこから黒い水、つまり魔界の魔力を使った、新たな技術・産業を作り出そうとしていたのだった。
様々な思い、願い、欲望が交錯する中、光を掴む(それを叶える)のは果たしてーー。

アリアンロッドキャンペーン 第9話(最終回)
『光を我が手に』(後編)

冒険の舞台がキミを待つ!

 

《第8話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2023.2/4

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
ソーサラードルイド/ヴァーナ/10LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
プリースト/セージ/ヒューリン/10LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーロード/バーサーカー/ドゥアン/10LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーロード/ガンスリンガー/ヒューリン/10LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
スカウト/レンジャー/ヴァーナ/10LV


トレーラー:
魔剣を持ち帰った一行を待ち受けていたのは、
暗殺の魔の手であった。
アンナが放った銃弾が暗殺者を退けるも、
その銃声は造られた塊怨樹を、キングキマイラを、
ドウラーレスストロークを呼び覚ます。
グラディウスの面々は暗殺者を追い詰め、
黒幕を倒すことができるのだろうか!?
……それは、迷宮のみが知っている……。

アリアンロッドキャンペーン 第8話
『光を我が手に』(前編)

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
魔剣を手にしたグラディウス一行は、グランフェルデンへと帰還する。
しかし、王都の入り口で足止めを食らってしまう。すでに魔剣とは言わずも、不穏な噂が市中に知れ渡り、厳戒態勢のようである。
ノイマン卿手引きによりこれを脱出、依頼の報告を終えた一行は、卿の邸宅にて一晩を過ごす。
その夜、アンナは不思議な夢を見る。それは、成長したリトルゲプラと巨大な邪眼の宝珠がケンカをしているというもの。わけもわからず戸惑っていると、邪眼の宝珠が膨れ始め……というところで目を覚ます。すると目の前には、刃を手にした、黒ずくめで赤い目をした人物が、今まさに自分の命を奪わんとしているではないか!邪眼の宿るキャリバーを目にも止まらぬ速さで放つと、その者は頭部に傷を負い、窓から立ち去って(消え去って)しまうのだった。
翌朝、昨日王城へと向かったノイマン卿も帰らなかったため、暗殺者を探すことにした一行は、紆余曲折の後、風神(ウィンドエイプ)と呼ばれるギルドが犯人だと突き止める。
風神(ウィンドエイプ)より全てを聞いた一行は、レティシア姫の協力もあり、黒幕であるカイメラ卿の邸宅へと押し入る!そこで黒い水の力により姿を変えたカイメラ卿を見つけ、卿を追って魔界への入り口へと飛び込むのだった。

 

 

GM感想
あらすじはめっちゃ省略!GMのあさひでーす(笑)


今までダンジョンばーっかやってきたので、脳みそのスイッチを切り替えるのに苦労しました。苦笑
ただ、大まかにはシナリオの流れ(黒幕を出し、それを追って最後のダンジョンに)は決めていたので、あとはどうシティーアドベンチャーを楽しむ(楽しませる)か。……ってのが悩みどころでした。


本キャンペーンは、ベテランからしたら当たり前。しかし若手から新しい。ということを埋める意味もあるので、そこを埋めるために“公式設定を読んだだけで思いつく・浮かぶ脳内設定”を、全て伝えるべく、会場備品のホワイトボードを利用し板書を用い、説明を行いました。イトウくんからは、「ただの都市から、ようやくグランフェルデンがどんなものかわかりました」と言ってもらえたので、それなり伝わったかなーと(^^)
……ただ、難しいのが、これは決して公式設定ではないということ。ベテランは納得していたものの、一人々々実は考える(想像・妄想する)グランフェルデンは違うので、注意が必要です。とは言え、ベテランはこれくらいは当たり前に考えてる(想像・妄想する)ってことなわけです。


あともう一点。tomunekoさんからロールプレイしたい(させたい)との要望もありましたので、そこをクリアすべく、いつもあさひGMが使う“情報収集カード”方式を止め、各場所ごとにロールしてもらって、難易度を決めるってな形で情報収集をすることにしました。


……ま、時間的(シナリオ作成時間のこと)問題で、ハナから情報収集カードを作れなかったってな事情はさて置き。苦笑


また、各人へのプレイ指針を直接伝えもしました(声掛け)。
こんなん別に言わんでもええやんってな内容だったのですが、改めて、GMから、直接(みんなの前で)伝えることは、そのPL(PC)がどこまでやっていいのか、やるべきかが明確にわかるようになると私は思います。
特に今回は、イスカルド(HRKくん)が“動きやすく”なり、いいロールも見れたので、それなりに意味があったかな、と。
ま、みんな上手く情報収集シーンを乗りこなしてくれたので、GMとしては大変満足でしたよ!✨


戦闘は、前回(第7話)から決めていた内容だったので、その内容でPLがビビってくれて、前と違ったバランス・プレイができて、PCの活躍の場が作れて、これも満足でした。
(……いやー、ようやくこのレベル帯のバランス感覚が掴めてきました(^◇^;) )
あと、本人もおっしゃってましたが、jineさんの“隠密”発言は、たぶん今セッション一番の巧いプレイとなりそうです(笑)


打ち上げで飲んでる時にも言ってましたが、なんや
「めっちゃTRPGした!」
感が強かった本セッション。
やっぱロールしてなんぼやなぁという思いと、次回の最終回がコレより盛り下がらないよう頑張ろうってな思いを胸に、今から最後のシナリオを作ろうと思います‼️


今回はここまで。
お疲れ様でしたーんっ

【アリアンロッドキャンペーン 第8話 予定】

●日時
2/4(土)
12:00 開場・集合・設営
18:00 終了予定
(会場は19:00まで使用可能)


●会場
ファイブプラザ(大阪府高槻市城北町2丁目4-1) 1号室


●参加者(GM含む)
あさひ、jine、HRK、アカリ、tomuneko


●次回以降の予定
第9話(最終話)
2/18(土) 12:00〜19:00
ファイブプラザ 3号室


●レギュレーション
(第7話予定を参照のこと)

 

●トレーラー
魔剣を持ち帰った一行を待ち受けていたのは、
暗殺の魔の手であった。
アンナが放った銃弾が暗殺者を退けるも、
その銃声は造られた塊怨樹を、キングキマイラを、
ドウラーレスストロークを呼び覚ます。
グラディウスの面々は暗殺者を追い詰め、
黒幕を倒すことができるのだろうか!?
……それは、迷宮のみが知っている……。

アリアンロッドキャンペーン 第8話
『光を我が手に』(前編)

冒頭の舞台がキミを待つ!

 

【重要語句・設定等】1/26update

●土地
・グランフェルデン
本キャンペーンの主な舞台。正式名称は、“古き王都”グランフェルデン(王国)。
詳しくは、基本ルールブック1のP312〜を参照のこと。

・白骨山脈(ボーンレンジ)
グランフェルデンとピアゾンの間にある山脈。
白い岩肌の見える山脈で、切り立った山(崖)を進む道がある。
かつては街道としてそれなりの人通りがあったが、現在はカナンを経由する南に大きく回る街道を使うことがほとんどである(道も安全なため)。
白い岩肌もそうだが、滑落者が多く、落ちた者はそのまま打ち捨てられ、白骨化した遺体が山脈で見られたため、“白骨山脈”と呼ばれるようになった。

・剣の迷宮(ソードワールド)
白骨山脈(ボーンレンジ)に捨て置かれた魔剣の刀身が生み出した迷宮。
黒い瘴気の中にあるが、“謎の石”が入り口の役割を果たし、中に入ることが可能。


●人物
ノイマンモルフェウス
72歳/男性。グランフェルデンの貴族であり商人のヒューリン。
禿頭で三白眼。髭も相まってか、怖い印象を受ける。刺繍の入った豪奢な作りのガウンを着ており、同じく豪奢な杖をいつも使っている。
一人称ワシ。二人称貴様。語尾は〜じゃ。
尊大な態度に見えるが、その実相手をよく観察しており、利益の無いと判断した人や事物は切り捨てる。商人から成り上がり、爵位を買って(モルフェウス家に婿入りし、資金援助を行った)貴族となった。これを悪し様に言う者も多いが、ノイマン自身は生まれ育ったグランフェルデンを愛してるおり、現国王の元、国を良くするため、商売の傍ら日々活動している。

桜木花道(ハナミチ•サクラギ)
27歳/男性。東方出身のヒューリン。
禿頭で糸目。桜の模様の入った鉢巻きをし、いつも傍に単槍を置く。
一人称拙者。二人称お主or〜殿。語尾は〜ござる。
桜花放神(チェリーブロッサム)というギルドのリーダー。チェリーブロッサムモルフェウス商会専属の冒険者で、商会が買付等に出る際は基本、護衛として付く。パリス同盟各地を回っているため、各国各所でそれなりに名の通った人物(ギルド)である。

・マイケル•オドリック
34歳/男性。グランフェルデンに居を持つ行商のヒューリン。
常にジャケット、シャツ、ネクタイを着けており、優しい人相も相まって、しっかりとした人物に見える。しかし、行商は各国の天候、政治情勢、道の安全性など不安定な点が多く、商売としては上手く行っているとは言い難い。
父から受け継いだオドリック商会を潰さないよう奮闘しているが上手く行かず、グランフェルデンの保守派貴族の口車に乗り、魔剣の運搬を行ってしまう。
オドリック商会は商店街にはなく、住宅街に居を構えている。(行商のため、店舗は存在しないため)

・ゴルダウ
白骨山脈に棲まうゴブリンのリーダー。
魔剣の力で知恵をつけ、自らをゴルダウと名乗るようになる。
PCたちの活躍により、第1話で倒される。

・ブートフェアー
グランフェルデンを拠点とする新進気鋭のギルド。
ギルドリーダーはスヴェン(メイジ)。その他、ゼップ(ウォーリア)、イルゼ(アコライト)、グリット(シーフ)、そしてアーシアンのミツハ。皆それぞれが何らかの理由で家族(家)からブート=追い出された者たちのため、ブートフェアーと名乗る。
冒険と合わせ、独自にマジックアイテム等の販売や行商(みたいなもの)も行っており、ちょっと変わったギルドである。
カナンからの帰り、スヴェンの発案で白骨山脈を通ることとしたブートフェアーは、剣の迷宮に飲み込まれてしまう。その結果は、ギルドメンバーは次々と命を落とし、リーダーのスヴェンも魔族に“喰われて”しまう。
第6話にて、PCたちがスヴェンを喰った魔族を倒し、その無念を晴らす。

 

●事物
・魔剣
グランフェルデンの保守派貴族が、マイケル•オドリックに運ばせた物。
その剣を振るうと、様々な力を得ることができるが、その代償として邪悪化してしまう。
また、邪悪化にも関係することか、魔剣の周囲は迷宮化して行くと言われている。
第1話でゴルダウは、自らの棲まうゴブリンの巣穴を、迷宮化の力使い、整備させていた。
第2話では、魔剣に迷宮を生み出す力があると判明。さらにその迷宮が“育つ”と、魔界とこの世界を繋ぐことが出来、この魔剣をグランフェルデンに持ち込もうとした者が魔族と繋がっている可能性が出てきた。

・ピース
魔剣によって生み出されたダンジョン、“剣の迷宮(ソードワールド)”の入り口の間(エントランス)の床にある、六角形の紋様にはめることのできるピース。
三角形で材質は不明。各属性の魔力を宿している。


・謎の石/精霊石
白骨山脈にある、不思議な力を持つ石。どういったものかわからなかったため、謎の石と呼ばれていた(キャンペーン第1話から登場しているも、不明なためこの呼び方)。
しかしその正体は、白骨山脈で生きている者の力や思い、さらに死んだ者の残滓(MP)が長い年月をかけて結晶化したもの。またコレにより、白骨山脈の精霊“スピリット・オブ・ボーンレンジ”は顕現する力を得、グラディウス一行に助言を行う(第7話)。
この世ではない、魔界の理を嫌っており(それはこの世の神の意思でもあるらしい)、それに対抗するため、魔剣によって生み出された呪いに対抗する(それを打ち払う)ことが出来ていた。また、死んだ者たちの思いを吸収するため、グラディウスの前に現れる際には、ブートフェアーのメンバー、イルゼの姿をし、その意思も語っていた。

 

 

《第7話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2023.1/21

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/ドルイド/ヴァーナ/9LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/セージ/ヒューリン/9LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/バーサーカー/ドゥアン/9LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/9LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/9LV


トレーラー:
ようやく全ての“ピース”が揃った。
魔法陣に魔力が宿り、魔法陣が動く。
階段が現れ、下った先に見たものは、
どこか見覚えのあるものであった。

剣の迷宮(ソードワールド)最後のダンジョン。
魔剣をその身に宿す者の復讐が、今、始まる。

アリアンロッドキャンペーン 第7話
『Goldau's Cave(妖魔の迷宮)』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
最後のピースをはめ込むと、魔法陣が動き、地下へと続く階段が現れる。それを下っていくと、階段は岩場の足場に代わり、自然窟のようになる。さらに降り立った先は、ゴブリンを追って入った、見覚えのある洞窟であった。

罠の石像、隠し扉、二股の道。そしてゴブリンが襲いかかってくる……全てが同じであるように感じる。しかし、ゴブリンを倒すと黒い水を吹き出して倒れ、隠し部屋に生活感も無い。さらに奥に進むと、岩や土の隙間から、黒い水がまるでヘドロのように、ブシュブシュと音を立てながら滲み出てくる。変化を、特に悪い方向への変化感じながらも、一行は魔剣持つゴブリン、ゴルダウが待つであろう、ダンジョンの最奥へと向かう。
道中、初めて謎の石を見かけた、洞窟の行き止まりへと辿り着くと、そこには前見たものより巨大な謎の石を発見する。その石が突如輝き出すと、その輝きは集約され、人の形をとる。
「我の名は、言わばこの地の精霊、“白骨山脈の精(スピリット・オブ・ボーンレンジ)”。お前たちの活躍は、見させてもらっていた。」
精霊はグラディウス一行に語る。この地が、この世の理で無いものによって侵されている。それには私、そしてこの世の神々が怒っている。この世の理ならざる魔剣を、消し去って(破壊して)ほしい。
元々、ノイマン卿からの依頼と重なる内容に、一行はこれを承諾。しかしニクスは、不敬にも精霊に報酬の要求をする。すると人の形はさらに女性のようになり、その顔は見覚えのあるのもへと変わる。それは、ブートフェアーのイルゼ。水の間の奥で、謎の石にもたれかかるように亡くなっており、マリーブが弔った女性である。
「スヴェンを、救ってくれてありがとう。これは、イルゼの言葉。イルゼの魂は、精霊と融合した。」
そしてイルゼを名乗った精霊は、ブートフェアー、メンバーそれぞれの持ち物を、餞別として、そして報酬の代わりとして渡す。ブートフェアーの遺志をも受け取ったグラディウス一行は、剣の迷宮(ソードワールド)最後の部屋へと踏み込むのだった。

待ち構えていたのは、以前倒したゴルダウだった。しかしその奥には、鳥型の魔族(ヨナルデパズトーリ)が控えており、ゴルダウはそれに操られているようだった。魔族の放つ“音”により、苦戦を強いられそうになるも、総力を決し、魔族を倒すことに成功する(1ラウンド)。しかしそれで気が緩んだのか、マリーブが窮地に陥る。これを全力で助け、戦線を維持に成功した一行は、精霊石の加護も借り、ゴルダウを、魔剣を倒すことに成功する!そして、長き剣の迷宮(ソードワールド)での戦いは、幕を下ろすのだった……。

 

GM感想
あらすじの文章量と、実際の時間が反比例している!
GMのあさひでーす(笑)

いやー、ソードワールドと銘打ったダンジョンも、これにて終了となります(え?誰も覚えていない?
長かったですが、大変楽しかったですっ(^^)
キャンペーン的には、あと2話、最終回前後編を残すのみとなります。
次回はシティーアドベンチャーになる(する)予定ですが、果たして……
ってなところで、今回の内容について。

この感想冒頭に書きましたが、ダンジョン潜ってすぐは、過去(第1話)との比較やら、逆に違和感やらを演出するのに時間を要し、今までマジで謎だった“謎の石”の説明で、チョロっとロールプレイしたのですが、文章化すると長くなりますね。苦笑
終戦闘は、まあ苦戦したけど倒したよ。くらいにしか思えませんが、実プレイ時間は、約4時間に渡る戦闘でしたので、TRPGの、さらにそれを文章化して伝える難しさを実感します(笑)

語り過ぎるのはよくない、謎はある程度謎のままで、想像するのが面白いと考えている自分ではありますが、キャンペーン第1話から出てくれている謎の石様は、このままやとマジで意味わからんってなるので、蛇足とは思いつつも、設定を明かして、ロールプレイのダシに使わせてもらいました(^◇^;)
……ポッと出のようですが、何気に精霊石設定は、第1話からGM考えていたものなんですよ。

そして何と言っても最後の戦闘!
前回の反省を踏まえて、15:30にはクライマックスに!と伝えてあったのですが、ロールプレイもあって、ダンジョン探索よりラスボスを倒す!ってなった関係上、14:30にはクライマックスに入ることに。

……今考えると、余裕あったから、逆にあり過ぎて長くなったのもちょっとあるかなートカトカ。苦笑

戦闘開始前で1時間悩み、1ラウンド目も1時間掛かってたので、そらこんだけかかるわな、と。
最後はタイムリミットで、使わんと思って“デウス・エクス・マキナ”たる精霊石の加護で戦況一変!もあり、何とかかんとか形したって感じです。
ただその分、GMも大変楽しめましたし、何気にロールプレイも見られて、大満足!
マリーブはヘイストはネタでしたが、イトウくんのねばりは、ナイスロールプレイでした。
また、アカリちゃんの起点もナイス。まさかの昼飯からのフラグ回収には笑ったw

データを弱く運用したり、ある種ねじ曲げる部分については、賛否両論あると思います。しかし、全力でデータをプレイしたからこそ、最後はロールプレイ!ってのは、あさひ個人としては大好きな展開で、今回はやりたいこと全部やれた、出した感があります。惜しむらくは時間ですが、まあこれも俺らしいか(笑)

つわけで次回はシティーアドベンチャー(らしい)です!
今までと違った雰囲気を出せるよう、まだ白紙のシナリオを、作り上げていきますので、皆様、楽しみにお待ち下さいーm(_ _)m