迷キャン《第3話 ふり返り》

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《第3話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2021.9/25

開催場所:カードボックス高槻店

GM:あさひ

PL/PC:

国王PL/“死人に口なしの”エルリック
(男性/19歳/国王/武人/5LV)

神官PL/“一を聴いて十を知る”ダイス
(女性/21歳/神官/衛視/5LV)

騎士PL/“蛇の道は蛇の”クスクス
(女性/15歳/騎士/地図師/6LV)

シナリオ名:ダブルクロス〜告白〜

今回予告:
迷宮変動に巻き込まれたクスクス。
迷宮に押し潰されそうになったその時!懐から取り出した小型のカーネル(迷宮核)に“合言葉”を呟いたかと思うと、彼女は自国へと帰り着く。そう彼女の本当の国、神聖ノマ帝国へと。
今まで調べた情報を報告し、何故戻って来たのかを伝えるも、“皇帝”オット々16世はいい顔をせず、さらには、クスクスの家族にさらなる責め苦を与えると言う始末。
途方に暮れる彼女だったが、人質に取られている家族を救うためにも、未来ダンジョン公社を乗っ取るための手掛かりを得るべく、出発の準備を始めるのだった。
そんな折、迷宮変動が起きたかと思うと、黒い水が王宮に流れ込み、国は混乱状態となる。
先陣を切るクスクスであったが、一向に援護の手がやって来ない。振り返ると、国王を含むランドメイカーは私財と私兵を連れ、国外へと逃亡してしまう。
呆れ、悲しみ、怒り、そんなことを感じる間も無く、目の前の敵に独り対峙するしかないクスクス。そんな彼女に、懐かしい声がする。
「娘よ!ここは任せぃ!お前も逃げるのダ!」
父、ノリノリはそう言うと小型カーネルを使い、障壁(バリア)を張る。
目を合わせただけで言葉は発さず、クスクスは走り出す。国王たちと合流し、体制を整え、今一度戻って来る。普通に考えればコレが正しい選択であろうが、どうしてもその絵が浮かばない。
それよりも、彼女の脳裏に浮かんだのは、真に仲間と呼べる、“あの2人”の顔だった。

迷宮キングダム キャンペーン・第3話
ダブルクロス〜告白〜』

扉の先に待つものは、希望の光か、絶望の闇かーー。


●あらすじ
ザムンズ復活予兆である迷宮変動に襲われた、クスクスの故郷である、神聖ノマ帝国(今回予告参照)。
国王たちランドメイカーは逃げ出し、“黒い水”から現れた怪物によって民たちは襲われる。そんな中で、クスクスは父、ノリノリの助力もあり、未来ダンジョン公社へと助けを求める。
クスクスの帰還を喜ぶ未来ダンジョン公社の人々。しかし、彼女から語られた“スパイであった”という発言に、エルリックとダイスは衝撃を受ける。だが、共に過ごした時間は嘘ではないこと。そして頭を垂れ、切に自国の危機を救ってほしいと訴えるクスクスの姿に嘘はないと判断したエルリックはこれを了承。急ぎ神聖ノマ帝国へと向かう。

入国早々、オット々16世の姿を模した、“黒い水”から生まれたモンスター(暴帝1体と影武者3体)との苛烈極まる戦闘に巻き込まれる。
ダイスが生死の境を彷徨うも、何とかこれに勝利する。

王宮に進むと、国教“ジャジャ教”の神を模した像、ジャジャ像が動き出す。クスクスの姿を認めたジャジャ様(像)は、一行に友好的に接する。
そして、王宮の地下から湧き出す“黒い水”。その水源へと一行は飛び込むのだった。

水の発生源であり、自力で外(神聖ノマ帝国)に向かおうとするクラーケンを見つけた一行は、クスクスの依頼(願い)である“黒い水”の発生を止めるため、クラーケンに戦いを挑む。
無謀かと思われた戦いであったが(クラーケンは15LV)、宮廷3人の息の合った連携攻撃によりこの戦いに勝利。クスクスの家族全員を含む神聖ノマ帝国に残された人々を救い出すことに成功する。

ランドメイカーがいなくなろうとも、そこに生きる人々がいなくなったわけではない。クスクスとその家族は、神聖ノマ帝国の人々を守るためにも、国の存続を決意する。
未来ダンジョン公社もこれを助かると約束。両国の関係は同盟となり、互いの発展のため、力を合わせることを誓うのだった。


●感想
第0話から久々の参加となったクスクスの設定を触ったセッションとなりました。
前回は自由度高め(周辺階域から好きなマップに入ってよい)のセッションだったので、今回はストーリー性のあるセッションにすることにしました。セッションの進行も、今までは可能な限りPLに丸投げ、進行も任せるようしていましたが、今回はGMからも進行を行い、流れの整理を意識して進めることで、スムーズな進行ができたと思います。これは、参加されているPLの皆さんが迷宮キングダムに慣れて来たから出来ることで、GMとしては1段階上のステージに上がったかな、と思います。
前回からエルリックは、国王然としたロールが板に付いてきましたし、今回ある種、主役であるクスクスは、流石のロールプレイでした。ここまで縁の下の力ではあるものの、もう一つ飛び抜けた印象のなかったダイスに対し、GMからロールの振りをたくさん用意していました。しかし、そんなことも吹っ飛ぶ“まだ死ぬことはできない!”の演出!使命が宗教に関する内容だったこともあり、ダイスの別の一面が出てきました。出し過ぎるとクドくなりそうなものですが、上手く使って頂ければダイスが跳ねること受け合いですので、また演出(ロール)してほしいと思います。
1部屋目で支配者と対峙するという変則ダンジョン。しかもそれが3時間かかり、中々苛烈な戦闘となりました。毎セッションちゃんとピンチになるので大変楽しいのですが、明らかにPLが疲弊して行くのでたのし……大変だなぁと思います(笑)。逆に最終のクラーケン戦では、HP120、15LVという圧倒的数字に臆することなく、戦略によりかなり余裕を持って勝つことができていました。
第3話(セッション的には4回)ともなり、慣れを感じれたのと、今までと別のアプローチもできて来たので、今後がさらに楽しみになるセッションでした(^^)
次回はもう目前、2週間後です!
また次回もよろしくお願いしますっ


●次回に向けて
次回、10/9は緊急事態宣言が明けていると思うので、ようやく飲み会ができると思います!!!
ただその分、カードボックス高槻店が使えるかわからないので、またそれはご報告させて頂きます。
セッションについては、ジンさんから「国の日常、ランドメイカーの仕事」について掘り下げてみたいとう提案があったので、これに触れつつ、ラクササ女帝国やナルニア、素材集めや腕試しといった選択肢を提示し、また自由度の高いセッションに戻したいと思います。
貿易も可能になりましたので、貿易に関する相談や、アイテム作成についてなど、気になることややりたいことがありましたら教えて下さい。GMはそれらを加味したシナリオ(ダンジョン)にしようと思います。


※お願い
このふり返り記事のコメントに、参加者の方は感想を書いてくれるとありがたいです。汗