迷キャン《重要語句・設定等》12/7update

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《重要語句・設定等》

●土地
・鍵谷階域(カギタニカイイキ)
今回のキャンペーンの舞台となる場所。王国があるのがこの階域である。
その昔、この階域には“大鍵の”ザムンズというドラゴンが棲んでいた。ザムンズは強力な召喚師でもあった。ある時ザムンズは召喚術による儀式を行い、階域に災いをもたらそうとした。しかし、当時のランドメイカーによってこの儀式は阻まれた。ただ、ザムンズを倒しきることはできず、封印されるのみだった。ランドメイカーはザムンズを封じた場所に三つの鍵をかけた。その場所は“鍵の洞窟”と呼ばれ、三つの鍵穴のある重い扉に閉ざされている。この三つの鍵はバラバラにらされ、階域のどこかに隠されているという。
最近では、鍵谷階域で迷宮変動(迷宮嵐)がよく観測され、これはザムンズ復活の予兆ではないかと噂されている。


・夜魔の森(ヤマノモリ)
未来ダンジョン公社に隣接する森。第0話の舞台(ダンジョン)である。新緑の草で覆われた地。キレイな花畑もあり、肥沃な土壌のようである。またこのため、モンスターも住み着いており、“夜魔の森”と恐れ、呼ばれるようになった。
第1話終了時に未来ダンジョン公社によって開拓(購入)され、領土の一部となった。


ラクササ女帝国
鬼族の国(巣窟)。岩で出来た砦のような入り口があり、中も岩窟、もしくは岩を切り出した通路、構造物によって作られた内装となっている。
国王(支配者)は“女帝”ラクササという女性の鬼らしい。鬼族自体が好戦的な部族であるが、最近はその勢いが増し、自国民である小鬼を異常なまでに粗雑に扱うようになっている。このため、小鬼たちはラクササ女帝国から逃げ出したいと思っている(第1話では実際にその一部逃げ出し、未来ダンジョン公社の一員となった)。
ラクササ女帝国、そして“女帝”ラクササが変わってしまったのは、とある鍵を手にしたかららしい。


・鍵の洞窟
ザムンズが封印するされているという場所。迷宮変動の関係で、一時期その場所がわからなくなっていたが、発見される(第1話のクライマックス)。
石で組まれた通路(部屋)に、横幅、片側扉だけで10m以上。垂直方向には、その高さがわからないほどの大きな、鋼鉄製の扉が現れる。その扉には魔法陣のような物が刻まれており、そこに開いた切れ目(穴)がどうやら鍵穴のようである。
第1話では、この扉に近づくとその隙間から黒い水が吹き出し、その水から現れたモンスターの襲撃を未来ダンジョン公社は受けた。その時、モンスターの目にとある文様が浮かんだかと思うと、そのモンスターはザムンズらしき人物にその人格を乗っ取られていたようだ。


・酔いどれ星亭
鍵谷階域に唯一ある冒険者の宿。亭主は“BIG3の”パイク。
ザムンズの脅威により、辺境とされて来た鍵谷階域ではあるが、別に他階層と繋がりがないわけではなく、迷宮を故意にか偶然にか、進んでやって来るランドメイカーたちを癒してくれる場所である。
店員は亭主の“BIG3の”パイクのみ。内装は木造の建屋。カウンターと少しのテーブルがあるのみ。しかし、ドワーフであるパイクの力により壁が壊されており、部屋はかなり広い。というのも、ランドメイカーたちが連れてくる配下を収容できることと、人ならざる者が店にやって来ても入れるようするためである。
現在はザムンズ復活の影響で階域内の土地の位置が変わっており、店には閑古鳥が鳴いている。また、パイク自身も階域内の情報集めている。
未来ダンジョン公社の農作物の卸し先でもあり、パイクは公社に好意的である。第1話でパイクは連絡用として電伝虫(使い魔と携帯電話を合わせたオリジナルアイテム)を渡し、いつでも連絡が取れる状態である(迷宮内では電波状態が悪く、パイクからの、一方通行の連絡のみ取れるものとする)。
※電伝虫は、第2話セッション中に失われてしまう。


・暗がり村
ランドメイカーではない者たちが寄り集まって出来た集落。
鍵谷階域にある大穴。アリの巣のようにポツポツと壁面に小さな穴が空いている。小さな、といっても人が数名入り込めるような大きさであり、そこに各地・各階域から逃げのびた人々が、住み着くようになった。しかし、その生活も裕福ではなく、人数が増えれば食物の分配を調整して何とか飢えることの無いようにしなければならないというほど。酔いどれ星亭の亭主、パイクがよくしてくれ、物々交換や不用品を貰い受けることで生活していた。
そんなある日、迷宮変動で大穴の“先”が生まれたかと思うと、そこに現れた“灰色館”から現れた巨大な象の怪物(グララァガァ)が暗がり村を襲う。
「もうここまでか……」
諦めかけた時、パイクの依頼により現れた未来ダンジョン公社の一行が怪物を倒す。そして暗がり村の人々は、未来ダンジョン公社へと迎え入れられるのだった。


・灰色館
迷宮変動によって、暗がり村のある大穴の先に現れた建物。大穴から見えるその姿から、灰色館と呼ばれている(館とあるが、近代的なビルの外観となる)。
第2話の前半(Aパート)で倒したグララァガァが現れたのがここからのようで、まだ脅威が中にあるのかも知れない。

館の中に入ると、屋台の並ぶ通路や美術館、暗闇の道等、様々な空間が広がる。

そこにいる者たちも、他の次元(システム)の者たちようで、これは『鍵』の力によるものだった。

『鍵』の力によって空いた次元の穴からは月が覗き、それによってナルニアはムーンプリズムパワーを回復。彼女の元いた次元、地球へと帰って行った。その際、穴に映し出された地球には、くたびれたサラリーマン風の、アサガオの父の姿があった。


・ザムンズの庵
その昔、ザムンズが生活していた場所。
全てがドラゴンサイズで大きい。また、門や書斎に残されたザムンズの手記の表紙には、“黒い水”から出て来たモンスターたちに刻まれていたものと同じ、竜の姿を模した紋があり、これがザムンズの紋であったとわかる。
庵自体が“黒い水”でかなり浸水しており、誰も寄り付かなかったために魔獣の棲み家となってしまっていた。
ザムンズの手記の内容については、『第2話 エピローグ』を参照のこと。

 

・キラキラ渓谷

良質な星溜まり。

しかしその奥には、黒衣の騎士がおり、この地を我が物にしようとする者たちを追い払ってきた。

黒衣の騎士はアリオックが生み出したもので、ザムンズを封印している『鍵』の守護者である。守護者としての力があまりにも強く(データは暗黒騎士)、誰にも倒されなかったため、たまたま渓谷内に星が落ちて来、やがて良質な星溜まりとなったのである(このマップを領地にできると、全ての国力が+1される)。


・聖性蛇神共和国(旧神聖ノマ帝国)
現国王は“ジャノメミシンの”ノリノリ。
石畳の床に、石を積み上げた壁。王国の入り口には大きな空間が広がっており、城下町として国民の多くはここに暮らしていた。ザ・西欧ファンタジーの城下町といった雰囲気。
特産物は鉄。武器の製造ライン(倉庫、リサイクル屋、鍛冶屋)があり、武器の輸出が主な産業。かなり広範囲で販売を行なっており、このため各階域に領土がある(飛び地)。
本国(王宮のある領土)は鍵谷階域にあり、鍵谷階域での安全を確保するためにザムンズについて調べていた(クスクスによるスパイ活動はこのため)。しかし、迷宮変動が本国にまで及び、“黒い水”が入り込んで来たことから、前国王“皇帝”オット々16世は逃亡してしまう。オット々16世の悪政により、幽閉されていた人々は国取り残され、それの筆頭であるクスクスの父、“ジャノメミシンの”ノリノリが国王となった。
壊された王宮を再建設してくれた(内装は近代的な物に変わってしまった)こともあり、未来ダンジョン公社とは同盟関係にある。

 

・グランアルファポリス

他階域、“海獺階域”より迷宮変動でやって来てしまった国。ザムンズの力が他階域にまで及ぶ=強大になって来ている証であると考えられる。

国王は“大概大帝”グレイト。宰相(大臣)は“迷宮法律家(ダンジョンロゥヤー)”サキョウ。

第5話のプロローグでサキョウが未来ダンジョン公社を訪れ、友好関係を築けるよう話しをする。エルリックがこれを受け入れたため、グランアルファポリスとの関係は友好である。

国の1/3を黑き水(ディープウォーター)によって浸食されていたが、第8話で未来ダンジョン公社とともにこの発生源を突き止め、華瑋剣(けいそうど)によって浄化する。この時、黑き水を発生させていた“闇エルフの”クルネリウスを倒す。黑き水はグランアルファポリス内の発生源より鍵の洞窟へと流れ込んでいたため、自国の防衛の意味もあり、浄化のために突き立てられた華瑋剣をグレイトが守ってくれている。

 

・あくた河

鍵谷階域の外れにある川。汚い水が流れ、辺りには人が寄り付かない。

これを利用し(?)、この地には“BAR 魔神様”というモンスターが利用する店(キャバクラ、スナック)が存在する。この店自体はかなり古くから存在しており、鍵谷階域でのザムンズやアリオック、リーフの活躍は知っているようである。

モンスターの嬢が多数在籍しており、そんじょそこらの王国では太刀打ちできないレベルである。また、いい酒を出し、サービスも悪くないが、“支配者(オーナー)”の魔神様に気に入られるには詩を歌わなければならないことと、金額が凄まじく高いことがネックである。

現在は、あくた河に“闇エルフ”のクルネリウスが住み着き、黑き水(ディープウォーター)を流すようになったため、客が来ず、暇をしているようである。


●人物
・“働きもの”タンジェント
16歳/女性。人間。ピンク髪のロングで小柄。カワイイ系美人。真面目で優しい性格。誰にでも敬語で話す。一人称は私、二人称は〜さん。働きものの逸材である。
サイン(24才、長身おっとり系)、コサイン(19才、一般体型で口うるさい)という姉がいる。ランドメイカーのダイスとは幼なじみである。
草花が好きで、お祝い事ではいつも、大きな花束を贈ってくれる。未来ダンジョン公社創業式に合わせ、今までで1番豪華な花束を作るため、夜魔の森に入るが、モンスターに捕まってしまう(第0話)。ランドメイカーに助けられたことを恩義と感じ、国のために働くことを決意。働きものの逸材として、その才能を開花させる。


・“BIG3の”パイク
76歳/男性。ドワーフの人間のハーフ。色白で黒髪。髭はなく、サングラスをかけている。バーテンダーのような格好をしている。一人称は私、二人称は呼び捨て。口癖は「んなこたぁない」「髪切った?」。イメージはタモリさん。
酔いどれ星亭の亭主。何がどう“BIG3”なのか、何故鍵谷階域などという辺境の地で営業しているかなど、不思議なことは多いが、鍵谷階域唯一の冒険者の宿であること、またパイクの人柄から、階域間を移動するようなランドメイカーやモンスターで賑わっている。
パイク自身、ドワーフと人間のハーフであるため、人間だろうがモンスターだろうが分け隔てなく接している。未来ダンジョン公社から作物を買い取っており、様々な種族で構成されている公社には好意的である。


・“さわらぬ神に祟り無しの”ナルニア
18歳/女性。人間。金髪のロングをツインテールにしている。可愛らしい一面(表情等)もあるが、絶世の美女である。Fカップ。好きな人には大胆に振る舞うが、嫉妬深くもある。一人称はあたし、二人称は〜さん。料理人の逸材。データは稀人のモンスターデータを利用。
異世界(現代)から召喚されて来た稀人。灰色館に召喚されたところ、グララァガァに襲われ、暗がり村に逃げ込む。エルリックと出会った際、お互いに一目惚れし、恋に落ちる。現在は未来ダンジョン公社で保護されているが、内心は元の世界に帰りたいようである。


・“元村長”アサリ
56歳/男性。人間。禿頭でシワの多い顔。顔や頭の感じから、年より上に見られがち。薄汚れたローブを腰布で留めている。暗がり村の村長ではあるが、村民をまとめ上げるほどの力もなかった。しかし、未来ダンジョン公社に入り、新たなに入社した民たちとの交流を持つ中で、その者たちの代弁者として矢面に立つようになり、逸材として覚醒する(語り部の逸材)。皆からはその見た目から“村長”と呼ばれている。

 

・“古傷は突かれて痛い”タタミ

第4話にて、新旧の民での争いが発生した時、旧の民の代表として矢面に立った人物。(ちなみに、新民派の代表は“元村長”アサリ)

まだ30代と若く、農業部門青年部の代表である。

少々直情的ではあるが、物事をハッキリと言えるその態度から、みんなから慕われている。

新旧の民の争いで勝利し、逸材として覚醒した(冒険者)。

 

・“蛇の目傘刺す”メソメソ

12歳/男性。可愛らしい容姿をしており、小柄。クスクスの弟にあたる(双子のイヤイヤもいる)。

現在、未来ダンジョン公社に留学生として来ている(政治的な人質でもある?)。

刀匠の逸材。


・“妖精王の血脈(フェアリーペディグリー)”アリオック
?歳/男性。人間。ビジュアルは、画像参照ののと。一人称はワシ、二人称はお前か呼び捨て。語尾が「〜ジャゼ」。(まんま、NARUTOの土影を使わせてもらってます)
未来迷宮工業の国王だった。ザムンズとの戦いでその力を使い果たし、国内の霊廟に安置される。しかし、国王のいなくなった王国が持つはずもなく、潰れてしまう。それから長い年月が流れ、生き残った者たちからランドメイカーの“灯”が灯った者が現れ、今の迷宮ダンジョン公社となった。霊廟自体は大切に扱われ、残り続けていたが、それがどういったものかということは、世代が入れ替わる中で言い伝えが途切れてしまったようである。
第6話にて、戦いを挑んで来たエルリックを一度は打ち倒す。しかし、再度戦いを挑んで来たエルリックに破れ、その力を認め、華瑋剣(けいそうど)を渡す。華瑋剣自体は霊廟に咲く蓮から出来たもののため、壊れてしまっても霊廟に再度赴けば手に入る。
霊廟の中は鍵谷階域、引いては百万迷宮と違う時間が流れており、その中でないと、アリオックは生きていられない(正確には、既に死んでいるため、その肉体が滅びてしまい、真の死を迎える)。

 

●物、事
・黑き水(ディープウォーター)
未来ダンジョン公社の創業式で発生した迷宮変動に合わせて発生したモンスターたち、さらには鍵の洞窟の前で発生したモンスターたちはいずれも、迷宮変動の断層や扉の隙間から発生した黒い水とともに出現している。また、モンスターを倒すとその水も消えるため、まるで意思を持っているかのようである。


・竜の姿を模した紋(とある文様)
未来ダンジョン公社の創業式で発生した迷宮変動とともに発生したマヨネーズキングの青キャップに描かれていた文様と、鍵の洞窟の前で発生した蛇人間が意識を乗っ取られていた際に目に浮かびあがった文様は同じもののようである。しかし、この文様がなんの文様かはまだわからない。
第2話にて、ザムンズの庵の門、そしてザムンズの手記の表紙にもこの紋様が描かれており、この紋様がザムンズのものであることがわかる。(画像参照のこと)

 

・華瑋剣(けいそうど)

黑き水(ディープウォーター)を浄化することができると言われている剣。これを使い、アリオックはザムンズと戦った。(リーフ談)

現在も霊廟で眠るアリオックが所持しており、力を認めたエルリックにその1つを渡す(アリオックの項目参照)。

また、華瑋剣は売却不可とする。

第7話ではマップ上の黒塗りの黑き水に浸された土地を浄化できたが、第8話以降は不可とする。これは、アリオックによって華瑋剣の力が調整されたためである。

 

 

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