《第7話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2023.1/21

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/ドルイド/ヴァーナ/9LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/セージ/ヒューリン/9LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/バーサーカー/ドゥアン/9LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/9LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/9LV


トレーラー:
ようやく全ての“ピース”が揃った。
魔法陣に魔力が宿り、魔法陣が動く。
階段が現れ、下った先に見たものは、
どこか見覚えのあるものであった。

剣の迷宮(ソードワールド)最後のダンジョン。
魔剣をその身に宿す者の復讐が、今、始まる。

アリアンロッドキャンペーン 第7話
『Goldau's Cave(妖魔の迷宮)』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
最後のピースをはめ込むと、魔法陣が動き、地下へと続く階段が現れる。それを下っていくと、階段は岩場の足場に代わり、自然窟のようになる。さらに降り立った先は、ゴブリンを追って入った、見覚えのある洞窟であった。

罠の石像、隠し扉、二股の道。そしてゴブリンが襲いかかってくる……全てが同じであるように感じる。しかし、ゴブリンを倒すと黒い水を吹き出して倒れ、隠し部屋に生活感も無い。さらに奥に進むと、岩や土の隙間から、黒い水がまるでヘドロのように、ブシュブシュと音を立てながら滲み出てくる。変化を、特に悪い方向への変化感じながらも、一行は魔剣持つゴブリン、ゴルダウが待つであろう、ダンジョンの最奥へと向かう。
道中、初めて謎の石を見かけた、洞窟の行き止まりへと辿り着くと、そこには前見たものより巨大な謎の石を発見する。その石が突如輝き出すと、その輝きは集約され、人の形をとる。
「我の名は、言わばこの地の精霊、“白骨山脈の精(スピリット・オブ・ボーンレンジ)”。お前たちの活躍は、見させてもらっていた。」
精霊はグラディウス一行に語る。この地が、この世の理で無いものによって侵されている。それには私、そしてこの世の神々が怒っている。この世の理ならざる魔剣を、消し去って(破壊して)ほしい。
元々、ノイマン卿からの依頼と重なる内容に、一行はこれを承諾。しかしニクスは、不敬にも精霊に報酬の要求をする。すると人の形はさらに女性のようになり、その顔は見覚えのあるのもへと変わる。それは、ブートフェアーのイルゼ。水の間の奥で、謎の石にもたれかかるように亡くなっており、マリーブが弔った女性である。
「スヴェンを、救ってくれてありがとう。これは、イルゼの言葉。イルゼの魂は、精霊と融合した。」
そしてイルゼを名乗った精霊は、ブートフェアー、メンバーそれぞれの持ち物を、餞別として、そして報酬の代わりとして渡す。ブートフェアーの遺志をも受け取ったグラディウス一行は、剣の迷宮(ソードワールド)最後の部屋へと踏み込むのだった。

待ち構えていたのは、以前倒したゴルダウだった。しかしその奥には、鳥型の魔族(ヨナルデパズトーリ)が控えており、ゴルダウはそれに操られているようだった。魔族の放つ“音”により、苦戦を強いられそうになるも、総力を決し、魔族を倒すことに成功する(1ラウンド)。しかしそれで気が緩んだのか、マリーブが窮地に陥る。これを全力で助け、戦線を維持に成功した一行は、精霊石の加護も借り、ゴルダウを、魔剣を倒すことに成功する!そして、長き剣の迷宮(ソードワールド)での戦いは、幕を下ろすのだった……。

 

GM感想
あらすじの文章量と、実際の時間が反比例している!
GMのあさひでーす(笑)

いやー、ソードワールドと銘打ったダンジョンも、これにて終了となります(え?誰も覚えていない?
長かったですが、大変楽しかったですっ(^^)
キャンペーン的には、あと2話、最終回前後編を残すのみとなります。
次回はシティーアドベンチャーになる(する)予定ですが、果たして……
ってなところで、今回の内容について。

この感想冒頭に書きましたが、ダンジョン潜ってすぐは、過去(第1話)との比較やら、逆に違和感やらを演出するのに時間を要し、今までマジで謎だった“謎の石”の説明で、チョロっとロールプレイしたのですが、文章化すると長くなりますね。苦笑
終戦闘は、まあ苦戦したけど倒したよ。くらいにしか思えませんが、実プレイ時間は、約4時間に渡る戦闘でしたので、TRPGの、さらにそれを文章化して伝える難しさを実感します(笑)

語り過ぎるのはよくない、謎はある程度謎のままで、想像するのが面白いと考えている自分ではありますが、キャンペーン第1話から出てくれている謎の石様は、このままやとマジで意味わからんってなるので、蛇足とは思いつつも、設定を明かして、ロールプレイのダシに使わせてもらいました(^◇^;)
……ポッと出のようですが、何気に精霊石設定は、第1話からGM考えていたものなんですよ。

そして何と言っても最後の戦闘!
前回の反省を踏まえて、15:30にはクライマックスに!と伝えてあったのですが、ロールプレイもあって、ダンジョン探索よりラスボスを倒す!ってなった関係上、14:30にはクライマックスに入ることに。

……今考えると、余裕あったから、逆にあり過ぎて長くなったのもちょっとあるかなートカトカ。苦笑

戦闘開始前で1時間悩み、1ラウンド目も1時間掛かってたので、そらこんだけかかるわな、と。
最後はタイムリミットで、使わんと思って“デウス・エクス・マキナ”たる精霊石の加護で戦況一変!もあり、何とかかんとか形したって感じです。
ただその分、GMも大変楽しめましたし、何気にロールプレイも見られて、大満足!
マリーブはヘイストはネタでしたが、イトウくんのねばりは、ナイスロールプレイでした。
また、アカリちゃんの起点もナイス。まさかの昼飯からのフラグ回収には笑ったw

データを弱く運用したり、ある種ねじ曲げる部分については、賛否両論あると思います。しかし、全力でデータをプレイしたからこそ、最後はロールプレイ!ってのは、あさひ個人としては大好きな展開で、今回はやりたいこと全部やれた、出した感があります。惜しむらくは時間ですが、まあこれも俺らしいか(笑)

つわけで次回はシティーアドベンチャー(らしい)です!
今までと違った雰囲気を出せるよう、まだ白紙のシナリオを、作り上げていきますので、皆様、楽しみにお待ち下さいーm(_ _)m

【アリアンロッドキャンペーン 第7話 予定】

●日時
1/21(土)
12:00 開場・集合・設営
18:00 終了予定
(会場は19:00まで使用可能)


●会場
ファイブプラザ芥川公民館(大阪府高槻市城北町2丁目4-1) 2号室


●参加者(GM含む)
あさひ、jine、HRK、アカリ、tomuneko、どくどく


●レギュレーション
使用するルールブックは以下の通り(GMはこの限りではない)。ただし、パーフェクトスキルガイドのスキルを取得する、パーフェクトアイテムガイドのアイテムを購入する際には、GMに確認を行って下さい。
・基本ルールブック1、2
・パーフェクトエネミーガイド
・パーフェクトスキルガイド
・パーフェクトアイテムガイド
キャラクターの成長については、PL間で確認し合い、進めて下さい(お金の分配や成長点等)。また、当日はキャラクターの成長に時間を長く取るつもりはありません(プリプレイは1時間を予定)。ですので、キャラクターの成長は事前に行うようご協力お願いします。
セッションは18時までに終わることを前提もします。会場は19時まで取っていますが、可能な限り守りましょう(ご協力お願いします)。
PLのアーシアンは使用不可とします。
戦闘開始時、目視できるエネミーがいる場合、各PCはその中から1体(1種)を選び、エネミー識別を行えるものとする(戦闘開始時以外のエネミー識別は、メジャーアクションを使用して行う)。
今セッションも、ダンジョンシナリオとなります。
ダンジョンはスクウェア式となります。ですので、戦闘移動は、[【移動力】÷5(端数切り上げ)]の値だけスクウェア(マス目)を移動できるものとなります。
セッション中、席を立つ際は挙手にてお知らせ下さい。その都度、休憩を取ります。
本キャンペーンでは、重要NPCである“ノイマン卿”の支援として、ポーション類の購入が10%引き(端数切り上げ)で行えます。さらにアフタープレイにて、今回得た成長点での成長後のPCの平均レベル(四捨五入)までのレベルの、マジックアイテムを1つ獲得することができます。


●トレーラー
ようやく全ての“ピース”が揃った。
魔法陣に魔力が宿り、動き出す。
床が開き、下った先で見たものは、
どこか見覚えのあるものだった。

剣の迷宮(ソードワールド)最後のダンジョン。
魔剣をその身に宿す者の復讐が、今、始まる。

アリアンロッドキャンペーン 第7話
『Goldau's Cave(妖魔の洞窟)』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

《第6話 ふり返り》

f:id:takatsukitrpgteam-t3:20230115013353j:image

●シナリオ、セッション情報
開催日:2023.1/7

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/サモナー/ヴァーナ/7LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/セージ/ヒューリン/7LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/バーサーカー/ドゥアン/7LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/7LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/7LV

どくどく/イノリ(24歳/女性)
ウォーリア/サムライ/ドゥアン/8LV


トレーラー:
(別紙参照)

アリアンロッドキャンペーン 第6話
『闇よりの誘い』

 

●あらすじ
最後のピース、闇のピースを求め、グラディウスの一行は再度“地の間”へと侵入する。
そこには、新進気鋭のギルド、ブートフェアーのリーダー、スヴェンが待っていた。
スヴェンは、ヒューイが身に付けているバンダナに、ブートフェアーのギルドマークが付いていると気づく。それは、ブートフェアーのメンバーの末路を物語っていた……。
神に使える徒たるマリーブが、メンバー全員の分の頭部装備を見せ、弔いの話をすると、スヴェンの態度が一変。頭を掻き毟り始め、懺悔の言葉を吐く。落ち着かせようとしたのも束の間、スヴェンの影から山羊頭の魔族(あくま)が現れたかと思うと、スヴェンを丸呑みにしてしまう。山羊頭ことバフォメットは、堪らず食べてしまったことを悔やみながらも、異常に膨れ上がった腹を愛おしそうにさすりながら、もっと美味しくなるんだぞ、と謎の言葉を言い、今度はグラディウスの一行諸共、空間を呑み込んでしまうのだった。


気がつくと一行は、生物の腹の中のような、ピンク色の粘液塗れの部屋の中におり、そこに現れた魔族、ワイルドハントとの戦うことになる。
戦闘に勝利すると、生物の腹の中のような部屋は、元の土壁の部屋に戻る。しかし、謎の赤い力場や、物理法則を無視した糸のように薄い土壁など、剣の迷宮(ソードワールド)は、今までとは違った様相を呈してくる。そして、再度バフォメットとの邂逅。
同じく対峙した魔族の中身が、ブートフェアーのメンバーの遺骨・アンデッドであり、これを倒すたび、バフォメットの腹の中でスヴェンは悲痛な叫びを上げる。一行はブートフェアーのメンバーを弔い(トラップ解除)ながら戦い、バフォメットを倒す。そして、スヴェンと“誓い”を交わし、最後のピース、闇のピースを手にするのだった。


GM感想
まずは謝罪。
今回、GMは遅刻した上、席に着いてなおダンジョンをチョキチョキ切ったりと、準備が全く間に合っておりませんで、大変申し訳ございませんでした。申し訳ッ!m(_ _)m汗

 


……仕事に、別のサークル的集まりなど、なんやメッサ忙しかったんや……(言い訳

 


ハイ❗️つわけで、気を取り直して(苦笑)、感想です(^◇^;)


第2話以降で早く出したいと思っていた、スヴェン君をようやく出すことが出来ました!
出てすぐ闇堕ち……どころか、バフォメットに食べられちゃった彼ですが、当初計画ではダンジョン内のアイテムショップとして活躍してもらうつもりで、PCたちと交流を深め、ダンジョン内で発見されるブートフェアーの面々の遺品に心を病む=闇堕ちするってな予定でした。
第3話で地の間に行くも、スヴェンのアイテムショップに行かなかった辺りで、もうコレは一生行くことねーな!と悟ってはいたんですが、逆にTRPGらしく、行かなかったからこうなった!と言うために、最後まで残すことにしました。
これは何も、PLの選択が間違っていたと伝えたかったわけではありません。TRPGなんですから、GMの思惑通り進むわけではなく、逆にPC(PL)の判断・選択によって、シナリオが変わって行くことを示したかったのです。
この考えならいっそ、ブートフェアーのギルドマーク付きのアイテムを売ってしまってよいことにすればよかったなーとも思いますが、まあ、そこはそれ!苦笑。GMも“人間だった”ということで一つ(言い訳


あと、感想冒頭の謝罪にも関係してくるんですが、今回はマジでセッションの時間がなく、説明が足りてないところが目立ちましたね💧
一度入った“地の間”に入ることになるので、迷宮(ダンジョン)自体が異質に変化して行っているってのは伝わったかな?と思いますが、リドル周りは全然でした。まあ解いちゃう(解かれちゃう)と、せっかくのデスローラー(くどい)が踏破もされずクリアになっちゃうので、GM心的にデスローラーに引っかかって欲しかったってので、説明が中途半端になっちゃいましたね。今思うと、リドルとはなんぞ、まで丁寧に説明して(描写ももっと丁寧にやって)、クリアしてもらった方が、クライマックスの時間も作れてよかったかなーとかとか。
リドルは、マジの謎解きなので、PCではなくPLの知恵・知識がものを言います。一応知力判定に成功するとヒントを出すってのは用意してたんですが、PCと PLの思考が切り離されちゃうことになりやすいので、ダンジョンギミックとして出す際には注意が必要だと思います。ここら辺、今回はベテランが多いからエエやろ、と(笑)。また、最近の脱出ゲーム関連からTRPGやり始めた人たちには、逆に合うんじゃないかと思っていたり。あとは、私自身、TRPGやり始めた時には、ベテランさんがサラッと解くのがカッコいいと感じた人なので、出したかったってのもあります。


話を戻して、最終戦闘(クライマックス)について。
先述の通り、時間足りず!最近時間調整そこそこ上手くやれてたので、全くダメダメでしたー(開き直り
ただまあなんと言うか、ホンマに楽しかった!✨✨
5時半から戦闘入ったので、終わらんわ(´Д` )とかは思ってたんですが、気づけば18:50(笑)
途中確認するのを忘れるほど、ガチで戦闘してましたねー。あと、そこまで到達しませんでしたが、スヴェン関連の演出やロールもあり、それがデータにも影響を及ぼす予定だったので、やり切ってたらどれだけ大変だったか、想像するだけでワクワクしますね!(え


次回が、剣の迷宮(ソードワールド)の最終局面です!
さらにダンジョンの奥深さを感じてもらえるよう、すでに準備しております(戒め
そんなこんなで今回はここまで。
お疲れ様でしたーんっ😘

【アリアンロッドキャンペーン 第6話 予定】

●日時
1/7(土)
12:00 開場・集合・設営
18:00 終了予定
(会場は19:00まで使用可能)


●会場
ファイブプラザ(大阪府高槻市城北町2丁目4-1) 2号室

●参加者(GM含む)
あさひ、jine、HRK、アカリ、tomuneko、どくどく


●レギュレーション
使用するルールブックは以下の通り(GMはこの限りではない)。ただし、パーフェクトスキルガイドのスキルを取得する、パーフェクトアイテムガイドのアイテムを購入する際には、GMに確認を行って下さい。
・基本ルールブック1、2
・パーフェクトエネミーガイド
・パーフェクトスキルガイド
・パーフェクトアイテムガイド
キャラクターの成長については、PL間で確認し合い、進めて下さい(お金の分配や成長点等)。また、当日はキャラクターの成長に時間を長く取るつもりはありません(プリプレイは1時間を予定)。ですので、キャラクターの成長は事前に行うようご協力お願いします。
セッションは18時までに終わることを前提もします。会場は19時まで取っていますが、可能な限り守りましょう(ご協力お願いします)。
PLのアーシアンは使用不可とします。
戦闘開始時、目視できるエネミーがいる場合、各PCはその中から1体(1種)を選び、エネミー識別を行えるものとする(戦闘開始時以外のエネミー識別は、メジャーアクションを使用して行う)。
今セッションも、ダンジョンシナリオとなります。
ダンジョンはスクウェア式となります。ですので、戦闘移動は、[【移動力】÷5(端数切り上げ)]の値だけスクウェア(マス目)を移動できるものとなります。
セッション中、席を立つ際は挙手にてお知らせ下さい。その都度、休憩を取ります。
本キャンペーンでは、重要NPCである“ノイマン卿”の支援として、ポーション類の購入が10%引き(端数切り上げ)で行えます。また、アフタープレイでの成長点配布の際、ノイマン卿からの支援として500Gをお渡しします。GMが忘れてたら言って下さい。(戒め)


●トレーラー

(画像参照)

f:id:takatsukitrpgteam-t3:20230102064543j:image

 

《第5話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2022.12/17

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/サモナー/ヴァーナ/5LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/バード/ヒューリン/5LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/モンク/ドゥアン/5LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/5LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/5LV


トレーラー:
少女は鳥たちに餌を与えている。
大きくなってきて、愛着もわいてきた。
しかし、仲間を、遠い父母を想い、少女は自問する。
「私は何をしているの?何をさせられているの!?何のために!!」
少女が、この状況からの脱出を決意した時、鳥たちは少女に敵意を向ける。
飼われていたのは鳥だったのか、少女だったのか……。

アリアンロッドキャンペーン 第5話
『籠の中のトリ』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
徐々に実体となっていった扉がようやく開く!
グラディウス一行は、“エントランス”から続く最後の扉をくぐり、仮称“風の間”へと入る。


石畳に石積みの壁、天井まで真四角の通路を進むと、小窓のようなものが現れる。これを覗き込むイスカルド。その先にはコカトリスがおり、威嚇とともに毒のブレスを吐いてくる!
命からがら小窓を閉め、難を逃れた一行であったが、その強さ(レベル)に絶望の色が隠せない。引き返すことも脳裏を過ぎるが、まずは探索だ、と通路を進むことに。
通路を行き止まりになっているが、“ゴゴゴ……”という地響きとともに、横の壁がまるで生きているように波打ち、動き、新たな通路が生まれる。ダンジョンから誘われている、ということを禁じ得ないが、ここまで来れば一蓮托生。先を目指すことにする。
先の部屋では、グリフォンたちが鳴き喚いており、これらとの戦闘になる。自動販売機に保育器と、何やら“鳥(グリフォン)”たちを育てるような機械があり、違和感を覚えながらも隣の部屋に入ると、そこには少女の亡骸が転がっていた。
この部屋で生活を行っていたであろう少女は、手記を残しており、彼女がブートフェアー所属のアーシアンであったとわかる。さらには、時間もわからぬこの部屋(ダンジョン)で、途方も無い時間を過ごし、精神を病みながらも、最後には意を決してこのダンジョンからの脱出を試みたことが読み取れた。
部屋はここで行き止まりであったが、ヒューイが壁に切れ目を見つけ、そこに手を翳すと、先ほどと同じく、地響きとともにまるで生きているかのように迷宮が脈動し、新たな通路が生まれる。この通路を進むと、一方は灯りが、一方は光を吸収するような闇が広がっており、この闇を調べたヒューイは、その先がヤバいと本能的に察知する。
灯りを手がかりに通路を進むと、エントランスにあるものと同じ“謎の石”があり、一行はゆっくりと疲れを癒す。そして、その先に待ち受けるコカトリスを倒すべく、力強く扉を開け放つのだったーー!


コカトリスの棲まう部屋の扉には、罠が仕掛けられており、さらには、コカトリスに近づこうとすると透明なゴーレム(ミラーゴーレム)に行く手を阻まれ、当初の思惑からは幾分か辛い戦況となるも、ダンジョンに慣れた冒険者たちの前には脅威とは言えず、コカトリスはイスカルドとヒューイに翻弄され、倒されてしまう。
そしてグラディウス一行は、風属性のピースを手に入れる!
……あとは闇属性のピース、1つのみ。
全てのピースを揃えた先に待つものとは、一体……。

 

 


GM感想
今回からキャンペーン方針を変更し、成長点を多く渡し、アイテム類もわんさか出すことにしました。
……つーのも、ある意味TRPGあるあるな、“ノリと勢いでキャンペーン続けちゃおう!”ってなことで、当初予定4〜5話から大幅変更、あと4話追加でキャンペーンをやる!と、腹を決めたからです(笑)
参加者の予定の都合がついたってのもありますが、何よりも皆さん楽しんでくれているようでしたし、GM自身も久しぶりのスクウェアダンジョンが楽しく、もっとやりたい!と思ったのが最大の理由です。


そんなこんなでセッションのお話ですが、ずっと出て来ているブートフェアーのメンバーの手記が出てきて、ダンジョンでどんな風に過ごしていたのかとかがわかるようにしたんですが、


まー、
なんちゅうか、


……興味無いよね!☆彡


ぶっちゃけ、次回ブートフェアーのリーダーが出てくるんですが、このリーダーを2話目くらいで出すつもりだったもんで、そのやり取りがないと、「なんで魔剣で出来た迷宮の中に人がおんの?」くらいで思考止まるわなーと。苦笑
ここら辺は次回のセッション、そして感想で述べるとして、シナリオギミック、ダンジョンとしては、かなり玄人向けの作りにしてみました。
今までは、“とにかく突っ込んでも何とかなるトラップ”を意識して出していたのですが、今回からは“PLの意識を利用した(逆手に取った)トラップ”や、“PCが使うことのできるトラップ”を出し、それによってダンジョン攻略が大きく変わるようにしています。


……ただまあ、クライマックス前の扉トラップにマジでハマった瞬間、GMのがビビって、対応難度を下げたあたり、GMにも慣れが必要のようです。苦笑(あのトラップに掛け、蘇生使わせるまでやればよかった)

今回も、イトウくんの超絶ビルド(笑)で、またダンジョン(戦闘)を踏み潰されるかと思ったのですが、それよりもチューニングのあってきた(笑)tomunekoさんの的確な指示で、コカトリス戦は完全にしてやられ、GM的に面白くない反面、PLの対応力も上がってきていて大満足(^^)

次回、次々回と、もうすでにダンジョンは出来上がっているので、細部さらに調整し、皆様に楽(苦)しんでもらえるよう、頑張ります!
こんなところで以上。
お疲れ様でした〜✨✨

【アリアンロッドキャンペーン 第5話 予定】

●日時
12/17(土)
13:00 開場・集合・設営
18:00 終了。完全撤収
(会場は18:00までの利用となります)


●会場
芥川公民館(高槻市芥川町4丁目20-12) 第1グループ室

●参加者(GM含む)
あさひ、jine、イトウ、HRK、アカリ、tomuneko


●レギュレーション
使用するルールブックは以下の通り(GMはこの限りではない)。ただし、パーフェクトスキルガイドのスキルを取得する、パーフェクトアイテムガイドのアイテムを購入する際には、GMに確認を行って下さい。
・基本ルールブック1、2
・パーフェクトエネミーガイド
・パーフェクトスキルガイド
・パーフェクトアイテムガイド
キャラクターの成長については、PL間で確認し合い、進めて下さい(お金の分配や成長点等)。また、当日はキャラクターの成長に時間を長く取るつもりはありません(プリプレイは1時間を予定)。ですので、キャラクターの成長は事前に行うようご協力お願いします。
会場が18時までの利用となっておりますので、セッションは18時までに終わり、部屋の返却(完全撤収)を18時に出来るようご協力お願いします。また今回は開始時間も13時となっていることに注意して下さい。
PLのアーシアンは使用不可とします。
戦闘開始時、目視できるエネミーがいる場合、各PCはその中から1体(1種)を選び、エネミー識別を行えるものとする(戦闘開始時以外のエネミー識別は、メジャーアクションを使用して行う)。
今セッションも、ダンジョンシナリオとなります。
ダンジョンはスクウェア式となります。ですので、戦闘移動は、[【移動力】÷5(端数切り上げ)]の値だけスクウェア(マス目)を移動できるものとなります。
セッション中、席を立つ際は挙手にてお知らせ下さい。その都度、休憩を取ります。
本キャンペーンでは、重要NPCである“ノイマン卿”の支援として、ポーション類の購入が10%引き(端数切り上げ)で行えます。また、アフタープレイでの成長点配布の際、ノイマン卿からの支援として500Gをお渡しします。GMが忘れてたら言って下さい。(戒め)


●トレーラー
少女は鳥たちに餌を与えている。
大きくなってきて、愛着もわいてきた。
しかし、仲間を、遠い父母を想い、少女は自問する。
「私は何をしているの?何をさせられているの!?何のために!!」
少女が、この状況からの脱出を決意した時、鳥たちは少女に敵意を向ける。
飼われていたのは鳥たちだったのか、少女だったのか……。

アリアンロッドキャンペーン 第5話
『籠の中のトリ』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

《第4話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2022.12/5

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/サモナー/ヴァーナ/4LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/メイジ/ヒューリン/4LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/モンク/ドゥアン/4LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/4LV

tomuneko/ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/4LV


トレーラー:
剣の迷宮(ソードワールド)で手に入れた“ピース”。
それは炎のように赤い魔力を放っていた。
六角形の窪みが六属性と呼応しているなら、各“ピース”の持ち主も各属性と関係しているのではないか……?
新たな扉を開く時、そこに待ち受けるモノとはーー!

アリアンロッドキャンペーン 第4話
『地の間/水の間』(後編)

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
今まで躊躇っていた、テレポーター付きの扉をくぐることに決めたグラディウス一行。
意を決して飛び込んだそこは、異常に整った黄色壁と床の部屋であった。テレポーター付きの扉も消え、“ピース”と帰る方法を探すため、ダンジョン探索を開始する。
光でできた“案内係”の女性と、カードキーを巡って対峙したり、幻影の動物たちに襲われたり、迫り来る“エレベーター”と追いかけっこしたりと、様々な難関を突破して、“実験室”に佇む巨人(グレンデル)と戦うこととなる。
それ自体が実験体の拘束・保護を行う“実験室”。その防御をヒューイが崩し、無防備な巨人に、イスカルドの拳が叩き込まれ、一行は“水のピース”を手に入れる。
さらに帰るためのテレポーターで、“光のピース”を手に入れた一行は、2つのピースを手に、帰路に着くのだった。

 

GM感想
今回は、冒頭のロールプレイもなく、ソッコーでダンジョンに潜ることに。


……ここら辺、悩みどころ(セッション冒頭にロールプレイしておくと、その後ロールプレイがやりやすくなる)なんですが(汗)、まあ、今回のセッション・キャンペーンがダンジョン物と断言していることもあり、割り切ってダンジョンスタートとしました。


今回は特にストーリーと関係はないのですが、おんなじダンジョンに潜ってばかりの印象を変えるため、異世界(現代・アミューズメントパーク)に迷い込んだような演出のダンジョンにしてみました。
参考としたのは、『The Backrooms』という動画(Youtubeにあります)。不安な感じがトラップ、封魔の魔法陣のコスト2倍(MPが削られる)とリンクさせてるイメージを持たせられるかなーと考えての採用でした。
……が、そんなこと感じる余裕が無いほど、封魔の魔法陣が刺さり、PCは初戦から苦戦を強いられることに(笑)。コスト2倍でリソース管理に追われ、PLのが不安そうだったので、まあ、結果的にヨシ!!!(なにが


所詮はさらに、物理攻撃(ダメージ)が通らない敵のみの戦闘だったため、ダメージを誰が通すか、手番が空いた者は何をするか(トラップを用意していたため、最終トラップ解除することになった)等、色々考えることが多く、そこもPL皆様苦戦しておられました。
ラスボス、グレンデル戦もかなり複雑な、パズルのような戦闘を用意したのですが、実は致命的な手を打たない限り何とかなる。ともすればすぐに終わらせることも可能な戦闘でもあったため、PLの作戦会議が戦闘前約20分間行われることに(笑)
結果としては、そのおかげもあり、わずか1ラウンドの戦闘で終わらせることができました。
……ここら辺、人の好き嫌いが出るところではありますが、全員が発言し、色んな意見が出ていたので、GM的には満足でした(^^)


先に述べたように、今回のダンジョンには全エリアに封魔の魔法陣が仕掛けられており、その分エリアを回れば回るほど封魔の魔法陣(トラップ9LV)分の成長点が手に入るということを伝えていたので、積極的にエリアを回ってくれて、ホッと一安心。
前回、あまりにもPCというかPLが、トラップにビビる(トラップかと疑心暗鬼になる)事態に発展してしまったので、そこのフォローのつもりありました。苦笑
とは言え、本題は大量の経験点を渡したい!あわよくば2LVUPさせたい!だったので(あさひGMはPCにアイテムや成長点をたくさん渡したい派)、そこもクリアしてくれたPC/PLの皆様に感謝です‼️


そろそろ終わりが見えて来、すでにもう若干寂しくなってきているわけですが(笑)、最後まで、PLに頭を使ってもらえるダンジョンを作ります!
……と宣言したところで、今回はここまで。
以上、お疲れ様でした〜☺️☺️