《第2話 ふり返り》

●シナリオ、セッション情報
開催日:2022.11/5

GM:あさひ

PL/PC:
jine/ニクス・レタラァン(18歳/女性)
メイジ/サモナー/ヴァーナ/2LV

イトウ/マリーブ・ヘリントン(24歳/男性)
アコライト/メイジ/ヒューリン/2LV

HRK/イスカルド(21歳/男性)
ウォーリア/モンク/ドゥアン/2LV

アカリ/アンナ(18歳/女性)
ウォーリア/ガンスリンガー/ヒューリン/2LV

tomuneko./ヒューイ(15歳/女性)
シーフ/レンジャー/ヴァーナ/2LV

どくどく/イノリ(24歳/女性)
ウォーリア/サムライ/ドゥアン/3LV

トレーラー:
白骨山脈(ボーンレンジ)より帰還した一行を出迎えたのは、ノイマン卿であった。
卿より語られた魔剣の真意(悪意)に、一同は驚愕する。
自らの身を守るため、刀身だけとは言え、捨て置いた魔剣をどうにかするため、再び白骨山脈(ボーンレンジ)へと向かう。
そこで待ち受ける、魔剣によって生み出された迷宮(ダンジョン)とは、どのようなものであろうか……。

アリアンロッドキャンペーン 第2話
『剣の迷宮 〜ソードワールド〜』

冒険の舞台がキミを待つ!

 

●あらすじ
白骨山脈(ボーンレンジ)にて、“魔剣を持ったゴブリン”ゴルダウを倒した一行は、グランフェルデンへと戻る。もう目の前!といったその時、街道で待ち構えていた“桜花放神(チェリーブロッサム)”リーダー、ハナミチ・サクラギに誘われ、馬宿へと入る。そこにいたのは、今回の依頼者と言えるノイマン卿。そして、“グランフェルデン神殿の神官長”ソーンダイク。彼らが語る魔剣の真実(悪意)に、一同は驚愕する。
魔剣には、使用者に力を与えるだけでなく、迷宮を生み出す力があるらしい。そしてその迷宮が“育つ”と、迷宮からモンスターが溢れ出して来るようになり、いつしか魔族も現れるようになる。さらに“育つ”と、魔族が魔界とこの世界を自由に行き来できるようになると言われている。そこまで“育つ”ことは稀であるが、グランフェルデンを、そこに住まう人々を生贄に捧げれば、迷宮を一気に“育てる”ことも可能である。つまり、魔剣を持ち込もうとした者は、グランフェルデンを滅ぼすほどの悪意を持っているか、魔族が魔界とこの世界を繋ぐための手引きをし、それに利用された可能性がある、ということになる。
ここまで語り、ソーンダイクは魔剣の“折れた刀身”の回収、もしくは完全な破壊を一行に依頼する。ノイマン卿も出資と、貴族方のゴタゴタを引き受けると申し出る。先の追手(第1話で白骨山脈に行く道中で襲われた件)もあり、グランフェルデンに戻ることは危険であると判断。一行はこの依頼を受けることとする。また、これに伴い、ギルドを正式に結成。グラディウスと名乗り、リーダーは変わらずイスカルドとした。さらに今回の冒険には、“桜花放神(チェリーブロッサム)”イノリが護衛兼報告者として同行することとなった。

馬宿を出発し、数日ぶりに白骨山脈(ボーンレンジ)のゴブリンの巣近くに行くと、辺りは以前の光景から大きく変わっていた。切り立った岩の底には黒色の沼のようなものが広がり、辺りには瘴気が立ち込めている。ゴブリンの巣であった辺りは黒い沼の底にあると考えられ、どのようにすべきか思案していると、沼の端に光輝くものを見つける。近づいてみると、それはゴブリンの巣で見つけた“謎の石”(鉱石・水晶)のようで、その輝きから先に黒い沼は広がっていない。つまり、それがまるで堰き止めているようである。グラディウス一行がそれに触れると、光に包まれ、魔剣によって生み出された迷宮“剣の迷宮(ソードワールド)”の中に入ってしまう。
気がつくと、切り出した石で出来た石畳と石壁の、真四角の部屋の中。天井には先ほど触れた“謎の石”と瓜二つのものが逆さに生えている。四方の壁にはそれぞれ同じ形の扉がある。床には六角形の紋様が刻まれており、調べると六角形の辺それぞれに三角の窪みがあり、紋様全体から魔力(紋様自体が魔法を発動させるもの)を感じ取ることができる。天井の“石”に触れると白骨山脈に戻れることを確認した一行は、扉の一つを開けてみることにする。
するとそこには、木々が生い茂り、青い空も見える、そんな広い空間が広がっていた。詳しく調べると、部屋には壁があり、天井もある。しかし、明らかにそれよりも大きく、広く感じる。魔剣、そしてそれが生み出した迷宮の底知れぬ力に、驚きながらも進む一行。現れる野生(?)動植物を薙ぎ倒し、部屋の最奥に到達すると、そこには目を赤く滾らせた熊がいた。その熊の頭上には、小さく、赤色で、三角形の“ピース”が浮かんでおり、目の赤色はその赤色と同じものであった。熊の一撃を捌き、返す刃で討ち取ったグラディウスの面々は、一度帰路に着くこととする。その際、最初の部屋(エントランス)の六角形にピースを当てはめてみる。すると迷宮は鳴動し、その紋様、魔法陣に魔力がこもる。それはまるで、迷宮が冒険者達の活躍を讃えているようでもあった……。

 

GM感想
今回もダンジョン!そしてその次も!そのまた次も……と、今キャンペーンはダンジョンをやると心に決めたので、今回は5×5マスを1エリア(1シーン)とした古〜いF.E.A.R.のダンジョンを、42エリア用意してみました!(爆
王道ダンジョンして、ウィルダネスダンジョンして、シティアドベンチャーして……とかも考えましたが、まずはスクウェアダンジョン・スクウェア戦闘に慣れてもらうのがよいだろう。との考えから、今キャンペーンはもうこのダンジョンを踏破してもらおう!と、ここまで大きくしてみました。苦笑
ただし会場の、時間的制約もあるため、各“ピース”を手に入れたくらいで1話が終われるように色々と工夫はしております。
まあその甲斐もあり、今回は17時過ぎでの終了に成功(笑)。いつもバタバタと終わるアフタープレイをゆっくりと行い、金品の分配や成長点(成長方針)の処理まで行うことができました。……LINEグループ上で処理できるのでええやろ!ってのがGMの考えですが、やはり色々とわかりにくいところもあるので、ここら辺を丁寧にできるのはいいなー、キャンペーンやってる感あるなーと思っておりました。
今回はダンジョン潜るだけなので、基本ロールは少な目。次回以降はロールを発生させられる仕掛けも用意するつもりですが、どくどくさんも参加して頂き、6人でのセッションでしたので、1人1人に確認取るだけでも時間食っちゃうので、仕方ないところでもあります。逆にPL様方は空気読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m
GMアリアンロッドは無印の感覚でいるままなので、2E改訂版のデータ感と微妙にズレており、あんまし戦闘を際どい(苦戦する)ものにできなかったのは失敗でした。シーン1回の《スラッシュブロウ》とかが大ダメージを叩き出し、パッシブ多めで継戦能力の高いアンナが活躍できなかったのはGMのミス!毎回はシンドイですが、最近は3ラウンド以内で戦闘が終わるシステムが多いので、長い戦闘も楽しんでやれるよう、次回以降工夫しますっ(><)

最後に、今回参加して下さいました、どくどくさん。
事前参加の方々のデータを読み込んでの防御型キャラクター(データ)は、流石の一言。活躍の場もしっかり有り、パーティー全体として安心感があったと思います。あとはロールプレイですが、GMも先に書いた通り、人数多いので難しいところ(苦笑)。ただ期待してますよ!(^^)

今回はここまで。
アリアンロッドGM感覚も少しずつ取り戻し、PLの方々は感覚を理解して来たところかと思います。……ということは、もう少し無茶してもよいでしょう(ニヤリッ
次回もダンジョンを楽しんで頂けるよう精進して参ります!
今回もご参加ありがとうございました。
次回もよろしくお願い致しますーm(_ _)m